Friday, November 16, 2012

TOEICのコツ




TOEICで高得点をとる “コツ”



友達むけに書いたので、覚え書きていどなのは、あしからず。。




【リスニング】
(1)
公式問題集をやっておいて、説明の放送は聞かなくて良いようにしておく。

説明の放送の間に、10個の絵を徹底的に見ておく。

聞かれるのは前面(人が何をしているかなど)と背景の、どちらかだということを念頭に置く。

“railing”っていう「てすり」っていう単語がよく出て、知らないとクセモノ。

絵をよく見ておいて、ここでは一点も落とさないようにする。


(2)
問題の7割はWhenとかWhereとか、どの疑問詞が使われたかで解けるので、他の部分は半分しか聞けなくても、一回の疑問詞だけは聞き逃さない。
(Whenなら曜日が答えみたいな感じ。Do you~?なら、答えはYes/No。)

Do you know when~?も答えはwhenに対応するから、惑わされないように。

このセクションにひっかけは殆どない。

残りの3割は、“Could you give me your chocolate?”(依頼表現と呼ばれる)などの機能表現の問題で、答えが“No I can't.”ではなく、“Sure”とか“Sorry, but~”みたいになる。

これはこの手の問題だけ過去問から抜き出して練習する。

もしくは、上の例で「チョコレートをくれ」というのに対して「できない」という人はいないという常識で解くこともできる。
センター試験ではひっかけが多いので疑心暗鬼になってしまうが、TOEICはないので、素直に答えれば良い。


(3)と(4)
公式問題集をやっておいて、説明の放送は聞かず、説明している間に一問目の問題を読む。

全部ききとるのは難しいので、問題に関係のあるところだけ聞くと思うと集中できる。

数字・時間・固有名詞などを聞く設問があれば要注意。一回の放送を聞き流さないように。
ただこれらは数字や固有名詞がそのまま出てくるので、聞いてればすぐに分かる。

放送中に答えが全部わかってしまうようにする。選択肢を指で押さえておくなどし、放送が終わった途端にマークシートの書き写し、次の問題を読む。

悩んだら諦めてどれかにマークして次の問題を読み始める。
このリズムが崩れると、なしくずし的に解けなくなって、結果として点数が下がる。


【リーディング】
(5)と(6)
文法問題で、この対策はただ勉強するしかないが、何回も出る問題はたくさんある。
よく網羅しているのは、公式問題集か、キム・デギュンっていう講師のタイトルがついてる参考書。

もしこの部分が弱いなら、時間とって徹底的にやるのはここ。

文の意味を考えず、できるだけ文法の知識だけで解けるようにする。
問題の意味をとるように読んでいると間に合わない。
主語の位置が空欄なら、名詞しか来ないから、ing形を選ぶといった感じ。


(7)
一つのメールや文書で、一番言いたいことしか聞かれない。

細かく読む時間はないが大意しか聞かれないので、急いで読み、記憶に残った範囲で問題を解けば良い。

昔は問題を先に読んで、対応箇所の問題文を読むのがセオリーだったが、最近は問題文の大意を聞く問題なので、特に対応する箇所がないこともある。

練習としては、文章を読んだ後、おおまかにどんなことが書いたあったか、紙に書いたり、マイクに吹き込んだりして、まとめる。
そのメモを問題と照らして、過不足を埋めて、細かすぎず、荒すぎず、ちょうど良い速さと理解度を目指す。


最後に、
【単語の練習】
単語を①聞くとよく覚える人、②見てよく覚える人、③動きながら覚えると良い人、の3種類がいるという有名な研究がある。

自分の好みとは違い、脳の構造の問題なので、自分で試してみて、どれに当てはまるか知るしかない。

「聞く」タイプなら『キクタン』という参考書
「見る」タイプなら、見やすいと思うカラーの単語帳
「動く」タイプはリズムをとりながら覚えるものなど。

また、あまり厚い単語帳はダメ。結局カバーしきれない。

難易度は自分のレベルより難しめ。TOEICは読んだり聞いて分かればよく、自分で書いたり話す必要がないため。

TOEICはリスニングとリーディングで出る単語がかなり被っている。新単語は読めて聞けるように。






※ ここに書いてあることは個人の主観であり、何事も保証しません。参考程度にお考えください。


TOEFLのコツ




TOEFL iBT で高得点をとる“コツ”


後輩向けに書いたので、上から目線なのは、あしからず・・・



【まずこれは】

● 問題のパターンを暗記する
具体的には下の「問題のパターン」に書いたけど、どんな問題形式で、何を聞いてくるのかを、全て暗記する。これさえできれば、それだけで本番に設問を読む時間が節約できるし、心構えもできる。問題を解く中でどこに集中したら良いかも分かる。これが本当に極意です。

そのためには、TOEFLはまず一回受けてみること。そこから考える。

次に、ETS発刊の公式問題集をやる。これでパターンを暗記しておけば、本番は例やインストラクションを聞かなくて良くなるから。

練習するなら、日本語である参考書は優しすぎる、と某英語の教師が言ってたよ。
ETS公式問題集の次は、LinguaForum TOEFL iBT "TEST BOOK I"というのがお勧めです。


● とにかく構成重視の解答
問題のパターンが覚えられたら、TOEFLは解答の論理構成をとても重視することを頭に入れておくといいよ。
リスニングからライティングまで、どれをとっても、メイントピックとサポートセンテンスとコンクルージョンの、それぞれが何だったのかを聞かれる。
それに応用で、サポートセンテンスの論理構造(比較・例示etc.)が明確な場合、何と何が比較されてるのか、例示は何を表しているのかがよく聞かれる。

それを頭に入れて、いざ、以下の問題のパターンを見てみてもらうと、構成重視の問題ばっかなことに気づくと思う。

繰り返すけど、このパターンは暗記した方が良いよ。




【問題のパターン】
[Listening]
① 生徒と教授等の会話
訪問の目的
生徒が挙げた相談の重要なポイント(抱えている問題)
生徒はこれから何をするか
会話の一部をもう一度聞き、暗に意味していることを聞く

②,③ 講義×2
メイントピックは
主なポイントが、どう重要なのか
 例示や引用について、それは何を表す為に使われたのか
 比較なら、どこが一緒で、どこが違うのか
会話の一部をもう一度聞き、暗に意味していることを聞く

[Reading]
① 20分で1つのパッセージ
② 40分で2つのパッセージ

文章がハイライトされている ⇒ 文章の最良な言い換え
単語がハイライトされている ⇒ 単語の意味
段落の先頭に矢印がついている ⇒ 段落から言えること
文章の合間にいくつかの■マーク ⇒ 与えられた文章をどこに挿入するか
最後 ⇒ 文章を並べ替えて全体の要約を作る

[Speaking]
① 自分について
 尊敬する人、行きたい場所、影響された人etc.

② 二つの対立する意見に関する、自分の意見

③ 学校からのお知らせを読み、それに対する2人の学生の議論を聞き、強く意見を述べている側の人の意見とその理由をまとめる

④ 学術的な文章を読み、それに関する講義を聴く。講義で教授が文章の中身に加えて強調したポイントについて、その内容を説明する。

⑤ 一人の学生が抱える問題に対して、もう一人が提案をする。2つある解決策のうち、自分が賛成するものを述べ、その理由を述べる。

⑥ 講義を聴き、講義中に使われた例などを使いつつ、その意味をまとめる


[Writing]
① 長い文章を読み、それに対して反論する講義を聴く。その反論のポイントをまとめる。

② ある意見に対して、自分の立場を述べる。





【テクニック】
さて、以上ができたら、最後にセクションごとの細かいテクニックをご紹介♪
なんか参考書書ける気がしてきた(笑)


[Listening]

TOEFLのリスニングは長いばかりで、細かいところは聞かれない。
論理構成しか聞かれないと思えば、どこが設問になるかも何となく分かる。
(例えば、まずメイントピックでしょ。それから比較されてたら、何が比較対象で、どこが一緒でどこが違うのか)

個人的にはあまりメモはとらず、ポイントを聞くことに集中する。
実際それで頭に残っている内容で解けるくらい雑駁な問題しか出ないと思う。
メモに必死になって、大きなポイントを一つ落とす方が残念。

具体的には、
"typically"と言ったら、一般論を述べるだけなので、重要なポイントにはならない。肩の力を抜く。
"But"や"Now"と来たら、一気に集中。次に新しいサポートのポイントが来る。
"Narrow"と"Broad"など、対義語が出たら比較だと思って、頭を整理する。
そして、何より力を入れて話しているところは重要。


[Reading]

最初に出てくる問題文は読まずに、一気に一番下までスクロールし、次のページで設問を表示させる。

設問は問題文に出てくるのと同じ順序に並んでいるので、設問を読んで問題文を読んで、の繰り返し。

先に問題文全体を読んでから答えるのは、練習問題で試してみるとよいが、たぶんキツイ


[Speaking]

話が綺麗にまとまって話し終わるのが制限時間より早すぎるより、少し話が冗長でも時間を使い切った方が点数が高い。

論理構成をしっかりして話さなきゃダメ
メイントピック→結論→ポイント1→ポイント2→・・・→結論
という感じ。
先に結論を言っておけば、安心して、上に書いたように時間を使い切るように話せる。最後まで言えない内に時間がなくなっても、言いたいことは理解してもらえる。

6つめの講義中の例を使って説明する問題は、例を説明する教授の英語が簡単だからメモをたくさんとりたくなりがち。
しかしあくまで話すのは例を使ってする「説明」なので、結構ムダになってしまう。例の内容だけ話して終わっちゃダメ。

スピーキング全般として、メモはあまりとらない。どうせ30秒~1分そこらで自分が英語で話せることなんて、極端に少ないと思ったほうが良いよ。
諦めて、頭をすっきりさせて、論理構成を超クリアに、分かり易くはなした方が得。

練習には、まず日本語で言ってみる。なるべく簡単に分かり易く。
それを英語にしよう。
英語から始めると、論理構成が訳わかんなくなる。


[Writing]

パッセージに対する教授の反論をまとめるやつは、
パッセージの一段落につき一つのポイントがあり、それに教授が一つ反論する。
もう一段落にはもう一つ反論する。
だから、まず各段落のポイントを見極める。
それら一つ一つに対する教授の反論のポイントを把握する。
それを、順番に整理して書けばOK!


以下、自分の立場を述べる問題の方

つなぎ言葉をたくさん使う!
However, In contrast, Therefore, Namely, Simply speaking...等々。First, Second, Thirdだけじゃダメだよ!
こればっかしは本買って覚えて!

なるべく同じ単語は二度と使わずに、言い換えよう!
うわさでは採点時には単語数が表示されるとか。。

バランスのとれた段落構成で書けるように練習する。それも時間内に。
原則、イントロと結論を先に書く。
そのあと間にサポートセンテンスも2つ(2段落)くらい書く。
制限時間30分を事前に区切っておく。例えば5分で賛成か反対かと、主な理由を決める。イントロ(第1段落)と結論(最終段落)を10分で書く。ボディ1を5分。ボディ2を5分。これで残りはもう5分しかないので、見直し(と言いつつ、きっと書ききれなくて見直してる時間は無くなるから)。




以上!!!!
がんばれ!!





※ ここに書いてあることは個人の主観であり、何事も保証しません。参考程度にお考えください。

TOEFL・TOEICについて

ぼくはシアトルでの留学を終え、

大学4年生になり

卒業論文にむかう日々



そんななか、友達や後輩から、

TOEFLや TOEICで

“高得点をとるコツ” を聞かれた。



「英語はツールでしかない」

けども、点数は高くて悪いことはないですよね。

帰国子女じゃなくて、TOEFL iBT 109点、TOEIC 985点

っていうのは、結構おどろいてもらえて、それだけで嬉しいものです。



それで、“コツ”を書いてみました。

「参考書出したら、絶対売れる!」

と言ってくれた後輩を信じて、 ここに掲載しましょう。



さあ、どれだけ見てくれる人がいるのか・・・



せめて自信を持てること。

それを公に出す、はじめての、はじまり